オレンジカイロプラクティック

難病指定の後縦靱帯骨化症

04 June 2018

[来院に至った経緯]
60歳女性。難病指定の後縦靱帯骨化症(OPLL)と5年前に診断され、すべての現代医療を試した結果、進行している為友人のご紹介より半信半疑で来院。

後縦靱帯骨化症とは、椎体骨の後縁を上下に連結し、背骨の中を縦に走る後縦靭帯が骨になった結果、脊髄の入っている脊柱管が狭くなり、脊髄や脊髄から分枝する神経根が押されて、感覚障害や運動障害等の神経症状を引き起こす病気。

[初回の状態]
①両下肢の痺れ.足に力が入らない。
②前傾姿勢で身体の柔軟性の消失。
③身体のバランスがとれないので杖を使用。
④雨降る前の日などは筋硬直で動けない。

[経過と内容]
各種検査と持参して頂いたレントゲン、MRIを含め画像分析。
脊柱の状態は側面からの生理的彎曲の喪失があり4箇所程椎間板全体が狭まっていることを確認。MRIでも脊髄神経に悪影響を与え、正常な神経伝達を温度として感知するサーモグラフィーでも機能できてないことがよくわかる。
様々検査から得られたデータ収集により仙骨(BP)とアトラス(ASL)のサブラクセーションのアジャストメントを開始する。遠方から来院されているのと、お仕事をされているのでアジャストメントするペース配分にばらつきはありますが最初の1ヶ月間は週1〜2回アジャストメント。初回のアジャストメントより歩きやすさを実感でき、両足の親指の伸展が可能になる。
この1ヶ月間の中で痺れはまだありますが運動神経機能(歩行や姿勢)に大きな変化があり難病の会の集まりでいつもお会いしてる方々に首が動くようになったね、明るくなったね、何を始めたの?と言われくらいになり缶ジュースも最後まで飲めないくらい天井が向けなかったのが飲みきれるようになったと喜ばれています。現在はケアを始めて1ヶ月半経ち週に1回のアジャストメントをし、身体の変化の実感以外にも血液検査の結果の数値も標準に近づき薬を減らせています。
現在転倒予防の為に杖は使用していますが脊柱にバランスよく動かすノルディックを推薦し、意欲が湧くほど前進しています。
気持ちも前向きになり改善したら大型犬を飼うのを目標にされ定期的にアジャストメントをしていきたいと言われています。

[考察]
現代医療では神経に悪影響を与えている場所に着目し、その部分を手術で取り除いたり、進行を遅らせる薬や痛み止めを使用するのがほとんどです。
カイロプラクターは結果が起こっているその部分ではなく、何故そのようになっているのかを考え.自己治癒の妨げとなるサブラクセーションを探しアジャストメントします。まず、仙骨にサブラクセーションが起ることで仙骨の角度が30度しかなく(正常37〜42°)腰椎、胸椎、頚椎に正常な彎曲がなくなることで座ってたり立ってるだけで椎間板にストレスが物理的にかかります。機能面からは仙骨や腰椎から出る神経の伝達障害で下肢(前脛骨筋、拇指伸筋)が機能低下。仙骨のサブラクセーションが取り除かれることで構造と機能が脊柱にかかるストレスから解放。また同時にアジャストメントしているアトラスと仙骨は副交感神経を支配している領域です。副交感神経の働きが良くなることで身体全体の筋緊張の弛緩と良く眠ることができることで回復に繋がっています。
またアジャストメントにより脳からの神経伝達が正常に行われることで人間に標準装備されている治る力が発揮されていることで現在に至ります。

難病だからと諦めてませんか?
病気や症状は身体が機能できない延長線上のものです。
人間の身体は健康になるようにプログラムされています。

頚椎ヘルニアによる痺れ

23 April 2018

<来院に至った経緯>
50代後半の女性。10年前より頚椎ヘルニアと診断され今年の春に発症した帯状疱疹後の神経痛の痛みに悩み病院でブロック注射の治療をしてきたが症状が解決できずご友人の方よりご紹介頂き来院。
<初回の状態>
①右胸〜右脇〜右顔〜右腕に鈍痛と痺れ
②側頭部の頭痛
③背中〜腰部の筋の過緊張
<経過と内容>
フルスパインのレントゲンの評価より生理的彎曲がほとんどなく下部頚椎のC6-C7の椎間板がD4.D5まで進行している。視診も含めインサイトやナーブコープの科学的データ収集よりS3のみのアジャストメントから開始。
3日後に来院してもらいましたがその日から深い睡眠がとれ、足がむくまなくなり痺れが10あったのが2に減る。
2回目はすべての評価よりアジャストメントなし。
1ヶ月間は週に1回の仙骨のみのアジャストメントの計画をし、経過を診るがすごく身体が良い反応をしている為、1ヶ月に2回のメンテナンスを行っている今でもS3のみ。
痺れは0ではないが、今では天気が悪くなると寝込まないといけなかったりしたことや痛みがないのでロキソニンを飲まなくても生活ができている。エクササイズは腰部の前弯を促進してくれるエクササイズをしている。
<考察>
10年以上前から経理をされるSさんの前弯がない頸部には物理的ストレスがかかり椎間板の状態はD4レベルではあったのは結果であり、その状態を長年かけて作りあげたのは身体の土台となる仙骨のサブラクセーションが原因と考える。仙骨をアジャストメントすることで脊柱のカーブが理想な状態へと変化をして頸部の椎間板にかかるストレスが減ることでで筋緊張もなくなっている。機能面では神経伝達(副交感神経)が正常に働くことで深く眠れことと異常な場所を修理をしてくれるのが改善につながっている。
現代医療では歳だから仕方がないと言われて一度は納得したがカイロプラクティックケアを体感して健康に対しての考え方を今回の痛みで気づかされる良いきっかけになりましたと喜んで言って頂いてます。

甲状腺とカイロプラクティック

05 March 2018

<来院に至った経緯>
40代女性。異常な疲れやすさと肩の痛みや腰痛で悩んでおり、あらゆる事を試してきたが解決できず職場のご友人が短期間で改善できた為ご紹介にて期待されて来院。

<初回の状態>
①顔色が悪く前傾姿勢。
②朝が起きれず日中もやる気がおこらない。
③腰痛がひどく横から向きでしか寝ることができない。

<経過と内容>
問診により甲状腺機能低下(橋下病)と診断されて10年。その間チラージンや漢方を服用。脳と臓器をつなぐ神経がホルモン分泌に関連していることをお話することでケアへの同意。
診では胸椎2番(T2-PLS)と腰椎5番(L5-PLI’m)の浮腫、筋緊張、器具での左右の温度異常、動的触診、レントゲン分析よりサブラクセーションをアジャストメント。
2回目.(5日後)
朝の目覚めが爽快に起きれるようになり
まだ短時間では仰向けで寝れるようになり身体が変わっている実感ができたと言われてました。胸椎2番(T2-PLS)はナーブスコープ(温度測定器)により左右での針の触れ方が変わった為、腰椎5番(L5-PLI’m)のみをアジャストメント。
3回目 (初診から2週間間後)
ケアをしてると知らない職場の人に顔色が良くなったと言われた。
朝の目覚めも目覚まし時計なくスッキリした状態で起きれる。
首肩の張り間はまだあるがヒールを履かない時以外は腰痛があったのが忘れるくらい良くなった。
この日も胸椎2番(T2-PLS)の状態はナーブスコープで反対に針が振れていた為触らないようにし腰椎5番(L5-PLI’m)のみをアジャストメント。顎関節症と昔診断されたこともあるらしくTMJのアジャストメントも開始。
ご本人から甲状腺の薬をやめて様子を見てみたいということだったので同意しました。
4回目(初診から28日後)
今まで服用してた薬はすべて飲まなくても身体の状態は安定してると言われました。腰椎5番(L5-PLI’m)をアジャストメントする必要性はありましたがご本人的にはヒールを履いてる時以外は腰痛はないとのこと。胸椎2番(T2-PLS)は浮腫や左右の温度差がなくなった為、アジャストメントはしません。1か月後に血液検査をしてもらうため約2か月間薬に頼らず身体の機能がどういう変化を起こしいるのかを見るために検査にに行ってもらいました。その間、ご本人に自宅でのトレーニングと食事に気をつけてもらいました。
5回目(初診より50日後)
胸椎2番と(T2-PLS)と腰椎5番(L5-PLI’m)アジャストメント。
姿勢にも変化あり状態は良好。
疲れにくくなっており明るくなった。

甲状腺とカイロプラクティック 続き

05 March 2018

6回目(初診時より62日後)
検査の結果を持って来院。
定期的にみてもらっている甲状腺を専門に診てもらっているドクターにはチラージンや漢方を飲んでない事をお話し血液検査の結果も良好だったので10年の薬の服用にピリオドをうつことが今まで以上に元気に活動できています。これからも身体の機能を正常に保つ為にもカイロプラクティックケアを1か月に1回のペースで来て頂く事を提案をさせてもらいました。サーモグラフィーではT7.T8付近に体表の誤差がありましたがアジャストメントせず10年の薬の作用で肝臓に負担がかかってるんじゃないかと考え、1か月半後にはサーモグラフィーにも良い変化が現れました。
<考察>
甲状腺は脳下垂体からの刺激をうけることでホルモン産生させる器官です。
全身(脳、心臓、消化管、骨、筋肉、皮膚)などの細胞、組織の新陳代謝を活発にしています。
甲状腺は頸部の前方部、咽頭下に位置し神経支配は頚椎6番(C6)〜胸椎3番(T3)までの領域と上部頚椎になります。
今回のケースは交感神経領域である胸椎2番(T2)のサブラクセーションがあることで本来必要なホルモン分泌が身体の中で行われにくい状態だったのが原因でした。初回での胸椎2番(T2)のアジャストメントにより瞬時に身体の機能の変化があり、今回のケースで重要視したことは念入りに毎回検査した上で症状関係なく組織や生理機能が最初と変化してくることで必要以上にアジャストメントした場所を触りすぎないということが少ない回数で良い結果に繋がりました。
サブラクセーションから解放されることで脳は神経を通して身体の状態をキャッチし、また脳から神経を介し甲状腺を機能させ必要な時に必要な分だけ分泌し身体を機能できてる状態が実現しています。今後も血液検査を半年に一回取ってもらい、経過を観察しアジャストメントをしていきたいとおっしゃって頂いてます。

難病指定の方へのカイロプラクティックケア

01 March 2018

<来院に至った経緯>
40代女性 5年前に難病指定 SAPHO(サッフォー)症候群と診断されいろんな病院を転々とするが納得がいく治療がなくご紹介にて来院。

<初回の状態>
この症状特有の胸鎖関節、胸肋関節に焼ける様な痛み、深い呼吸時に鋭い痛み。
両仙腸関節に痛み。皮膚疾患はない。
常にロキソニンを飲み症状を抑え、時折ステロイドや抗リウマチ薬も使用。

長く立ってる事ができず寝る時も胸が痛く眠れず普通の生活を送りたいと希望。

<経過と内容>
症状も年々悪化しており炎症が夜になると酷くなる。交感神経か副交感神経を考えた場合、問診より(生理や睡眠のリズムや頭痛の出る時間、低体温)より副交感神経の働きが低下してるんじょないかと考えナーブコープで検査。ブレークはC1とS3ラインにピークスイング。その他に関しては針の振れはほとんどない。レントゲンから得られた情報はC1のAS変位がみられた。骨盤の左右のバランスやS字のカーブも大きな問題はみあたらない。C1 ASRA /AS2 EX2(画像添付)
*血液検査 リウマトイド因子やCRPは正常。

呼吸をしもらい肋骨の左右の膨らみ方を視診。左が右に比べ動きがない。
鎖骨から肋骨の上位のすべての圧痛場所を確認。モーションパルペーションより左の第2肋骨の全下方変位を確認した。

まずは脊柱サブラクセーションをアジャストメントを考え、C1のASRAとASEXをアジャストメント。骨盤をパルペーションするとき痛みを感じることからハイローテーブルでソフトにアジャストメント。
1週間に2回を2週
1週間に1回を2ヶ月
現在は3週に1回アジャストメント。

脊柱のアジャストメントを行いながら胸の痛みは半減するが深呼吸時に鋭い痛み。患者さんに同意を得て左の第2肋骨をアジャスト。直後に肋骨の膨らみ方が大きくなり、鋭い痛みから軽い鈍い痛みに。呼吸がしやすくなったと喜ばれた。

毎アジャストメント後、酷く怠さがでるが日々身体が自分の力で修理していることを実感。
今では長い時間経つことができ、普段は痛みを感じない時が多くなっている。
雨降りの前日に症状がでやすい。
運動もはじめることができた。

<考察>
医学では難病指定で膠原病の一種で環境要因だと考えられているがカイロプラクターからの視点から見ると自分の身体を自分の免疫で攻撃していて不必要に攻撃する方向性を変える必要がある。脳からの正しい伝達(出力)と身体からの情報(入力)を阻害しているサブラクセーションを取り除くことをしなければならない。
本来であれば交感神経支配にある甲状腺や副腎のサブラクセーションの可能性を考えるがレントゲンを含め様々な検査より副交感神経支配の第1頸椎と左の腸骨変位のサブラクセーションを見つけアジャストする事で内分泌系の働きが変わり炎症が治まっている結果、痛みから解放されつつある。
まだ天気や気候に左右される為、定期的にアジャストメントと軽い運動と睡眠の質を上げ今よりさらに良い状態を目指してもらってます!

眼瞼痙攣

21 February 2018

<来院に至った経緯>
60代女性。2年前から眼の周りの痙攣が始まり現在は口の横まで痙攣し眼科や神経内科で片側顔面痙攣と診断され薬の飲むが解決できず友人のご紹介にて来院。

<初回の状態>
カウンセリング時も左眼と左口が痙攣してる状態。仕事の環境は夜勤で下を向いて作業する為、顎が前に出る姿勢で睡眠時間も少なく疲れている様子。

<経過と内容>
神経支配より上部頸椎のサブラクセーションと顎関節(TMJ)の問題を考慮し、
眼球の動きや瞳孔の収縮や拡張にも左右差あり、頸椎の過緊張、ナーブスコープ(温度検査)にてC1に反応する。動的触診でC1.ASRAとC2のPLSを確認にし、C2からアジャストメント(ADJ)を開始。TMJは初回のADJ後、痙攣強くなるが2回目(5日後)来院された時には口の横の痙攣がなく、目は変化がない。頸椎が過伸展してる為ハイローテーブルで顎を引いてもらいADJ。その直後より痙攣が止まり経過をみる。
3回目(1週間後)目の開き方にもよく、痙攣は睡眠時間が少ない時だけに起こる。
4回目(2週間)期間を、伸ばして反応みるが状態は安定している。
TMJは毎回チェックして動きが悪いときだけアジャスト。
現在も調子は良く2週間に1回のメンテナンスをしている。

<考察>
第1頸椎の側方回旋変位により三叉神経への影響が今回の原因と考える。
第1頸椎(ASRA)と第2頸椎(PLS)の回旋変位がありねじれるような変位で第1頸椎からなのか第2頸椎からなのか同日同時にアジャストメントをするかのか考えたが、まずは後下方も強い土台となる第2頸椎をアジャストメントして反応を見る。その後科学的なデータ収集も含め筋緊張の緩和、良い症状の変化があることから第2頸椎のサブラクセーションが第1頸椎の補正作用で三叉神経への影響が目や口周りの痙攣(神経の興奮)が起こったと考えられる。脳から顔に向かう神経の障害が解放された瞬間から顔全体の表情が変化しました。「三叉神経(さんさ しんけい)」とは、頭部と顔面を支配する、脳神経の中で一番太い神経です。顔の感覚を脳に伝える神経で、脳から出て目、上あご、下あごに向けて3つに分かれて伸びているため、「三叉」神経と呼ばれています。片頭痛の一部も三叉神経が関係していると考えられています。以前顔面神経麻痺で来られた方も上部頸椎の変位により同じような神経伝達障害をアジャストメントすることで早い段階で改善することができました。

脊柱管狭窄症と脳梗塞の後遺症

21 February 2018

<来院に至った経緯>
70代男性
過去に2回の(20年前と15年前)左脳での脳梗塞で右下半身が麻痺と脊柱管狭窄症での歩行障害で悩まれておりご紹介の方よりカイロプラクターは脳と神経の専門家と聞いて自分はこの分野だったら変われるかもっと興味持って頂き来院。

<初回の状態>
初回のカウンセリングは左脳の脳梗塞の後遺症で言語機能が失われてコミュニケーションができない状態。

脊柱管狭窄症
右足の不自由で長い間右手で杖を使ってきたバランスの偏りがあり側弯がある。
(MRIでも確認済み)腰痛と両下肢にしびれ強張り右下半身が麻痺しており15分間の歩行で2回座り込まみ1分休まないと歩けない状態。

<経過と内容>
C1-ASLA
1回目から2回目までの期間は3日間あけてアジャストメント。
1回目のアジャストメント後は怠さがあり歩行も困難でしたが2回目来られた時に私も気づきご本人が実感していたことは初診は唾液が右口から垂れ流れた状態であったが自身で制御できるようになった。
3回目のアジャストメントは1週間後。
右の仙腸関節に痛みが出現するが歩行で右足が前に出しやすくなったと言われた。仙腸関節の痛みは長い間右足を動かす感覚や機能が取り戻されつつある結果だと説明し納得して頂いた。
4回目のアジャストメントは1週間後。
仙腸関節に痛みは少し残るが右足の股関節や膝の動きが良くなっている。
かなり回復してきたので杖を使わずに歩く練習と仙腸関節やひざを正しく動かすトレーニングをアドバイス。
5回目の来院には電車と徒歩で杖をつきながら来院するが杖を使わずに来院することができた。その中でも後遺症で失われたうまく言葉を話すことができずコミュニケーションできなかったのがいつのまにか言われてることがほぼ私にも聞き取れるようになり一緒に喜んだ。
一緒にお住まいのご家族の方にも言語機能の変化には驚かれていたようです。

その後も定期的に来院して頂いてますが今現在通院して1ヶ月半になりますが自宅からバス停までの歩行は15分間に2回座り込むことがあった今現在杖使用せず1回も休むことなく歩け歩行スピードが早くなり15分かかって歩いてのを10分で歩けるようになったと言われてます。

その他にも食事やお酒の味が変わって楽しい時間を過ごすことができているみたいでご紹介頂いた方にもすごく笑顔になり明るくなったと直接私に報告をうけています。

<考察>
過去に起きた2度の脳梗塞によって身体の機能が著しく低下し日常生活を送る為に杖の使用が腰部への負担になったと考える。
今回の場合であれば左側での脳梗塞が2回起こった結果脳神経の損傷で右下半身の麻痺があり脊柱温度検査の結果腰部での左右の筋、血管運動の働きが違うのがわかります。しかしそれぞれの大脳半球は主に体の対側の運動、感覚を司ります。2回の脳梗塞を起こすのも原因が存在する為様々な検査から情報収集する事で左脳の土台となる頸椎1番(ASLA)のサブラクセーション1箇所のみのアジャストメントにこだわりました。
脳から身体に指令が運動神経、自律神経、感覚神経によって伝達がうまくできるようになった結果、関節や筋肉や血管の働きが変わり本来の身体の機能が取り戻すきっかけになりました。
(杖なく歩ける事で身体の左右のバランスが改善され腰部への負担がなくなりました。)
人間の身体は常に健康に向かおうと働き続けます。その働きの妨げとなるもの(サブラクセーション)を取り除く事ができればまた身体は健康に向かおうと働きます。
facebookに動画あり 

腰痛と股関節痛

21 February 2018

今月の症例
<来院に至った経緯>
30代男性。20代半ばより腰痛がありある日から突然朝起きてから右股関節が痛くズキズキして長く立つことができなくなり継続して痛みが出るようになり毎朝起きるのも困難になってきたので友人のご紹介にて来院。
<初回の状態>
①右の股関節の痛み
②腰部起立筋の緊張、硬直
③腰仙関節の浮腫
<経過と内容>
立位、座位での視診や動的触診では腰椎5番と仙骨底の後方変位があり側面フィルムを使用することで後方仙骨底(ベースポステリア)を確認。
初回のアジャストメントより腰仙関節の可動が変わり腰部起立筋の緊張が緩和。
遠方からの来院の為2週間に1回のアジャストメントを開始。ケアを始めて3ヶ月後には股関節の痛みはなく、浮腫がなくなりアジャストメントの保持が可能になった為、月に1回のケアに移行。
今では股関節が痛くなることはないが、ソファーや地べたに腰を丸めて座ると決まって腰部が違和感がでてくるので事前にその姿勢を出来る限り避けてもらうことで良い状態がキープ出来ている。
今では自身でトレーニングをしてもらい2ヶ月に1回のメンテナンスをしている。
<考察>
レントゲンより腰仙関節の角度は40°と正常な範囲であるが腰椎5番と仙骨の椎体縁で線引きし温度検査を含め後方仙骨底のみをアジャストメント。
椎間板の変性がない為、今回のケースは早期の回復を実現できました。
股関節の問題の多くは股関節に原因があるのではなく、骨盤(仙骨)に原因がある場合があります。今回は仙骨にサブラクセーションが確認されました。
仙骨は脊柱の土台でもあることから骨盤から股関節に体重配分をうまく逃せない物理的ストレスと椎間板への負担が悪影響を及ぼしたと考えられます。
また、サブラクセーションにより脳が神経を通して腰部、仙骨、股関節の状態を把握できてないことで改善することができていませんでした。
仙骨をアジャストメントすることで正常な可動と神経伝達が正常に行われることで改善につながりました。

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