Maternity chiropractic
なぜ妊娠中にカイロプラクティック？と思われる方が多いかと思います。 産後の骨盤ケアでより早く元の体型に戻りたい、というのがケアを受ける理由の方も多いかもしれませんが、産前のケアは自分の体だけではなく大切な赤ちゃんのためにも非常に重要になります。
妊娠中に最も重要になることは、「赤ちゃんを胎内で健康に育む」という情報が脳から身体の配線システムである神経系を通して100%母体に伝わっているか？という事です。
脳に先天的にプログラムされている、「子供を育むための情報」が100%からだに伝わっていれば、妊娠中のお母さんのからだはもちろん、赤ちゃんがいる子宮をより良い状態へと導きます。 より良い妊娠と出産を実現するためには、母体の神経機能をできるだけ良い状態に保つことが必要不可欠です。マタニティーカイロプラクティックケアのメリット
- 「健康な妊娠」の維持
- 「吐き気」の症状のコントロール
- 「分娩時間」の短縮
- 「背中」「首」「関節」の痛みの軽減
- 「帝王切開」を防ぐ
- 「産後の母体の回復」
- 「母乳の分泌」など
例えば、「骨盤の状態が不安定（股関節が痛む・お尻が痛む・歩く時、左右のバランスが悪い、などがその現れ）」であれば、骨盤から子宮に繋がっている靭帯が捻じれ「子宮に制限」を加えます。
そうすると、赤ちゃんが子宮の中で「理想的なポジション」が確保できなくなり、子宮の中で赤ちゃんの「健全な発育」が阻害されます。
その結果として、首が曲がったまま生まれてくる斜頚や赤ちゃんの頭が子宮の中で産道のほうに位置しない逆子などの問題が起こります。
より良い妊娠と安産は、妊娠中の腰痛や股関節痛など、体の痛みや産後の不具合の改善、そして母体の回復を促すためにも、マタニティ・カイロは最適な選択の一つと言えるでしょう。
日本では、未だカイロプラクティックは法制化されておらず、妊娠中にカイロプラクティックのケアを受けることに抵抗のあるママがほとんどですが、世界各国でカイロプラクティックの先進国においては、妊婦さんのカイロプラクティックケアが普及しているのです。マタニティー・カイロプラクティックは赤ちゃんとママが健やかに妊娠期間を過ごし、安心してお産を迎えて頂くために大きく貢献します。
逆子調整 （ウェブスター・テクニック）
当院の逆子調整は、ウェブスター・カイロプラクティック・テクニックで行ないます。このテクニックは全米でも８０％以上の成功率がありウェブスター・テクニックにより当院でも高い確率で逆子が戻ったという報告を受けています。
当院ではこのような相談をされたほとんどの方に骨盤(仙骨）にサブラクセーションが見つかり子宮を支える仙骨や靭帯の状態を改善することで逆子が戻るきっかけをつくります。
そして、逆子が戻ることは、帝王切開や骨盤位外回転術の実施、逆子での自然分娩などのリスクを回避するためにも重要だと考えます。
この調整法は、仙骨のアジャストメントし、お腹にある反射点へごく軽い刺激を加え、子宮に変化を起こさせるというシンプルな施術で、母子共にほとんど 負担がありません。
悩まれている方は、お気軽にご相談ください。
「妊娠中のカイロプラクティック・ケアはお母さんの身体から神経の干渉を取り除き、胎児の発達と子宮の働きを助けます。また、骨盤を安定させ、筋肉や靭帯から過度の緊張を取り除くことにより胎児が最適な位置にくるように促します。」
Jeanne Ohm, D.C.
ICPA（国際小児カイロプラクティック協会）会長
